ソロキャンプの魅力は、自分の好きなように過ごせること。
何をして過ごしても自由なのですが、初心者の方にはなかなかピンと来ないかもしれません。
キャンプの１日がどんな風なのかイメージできると安心ですよね。

この記事では、ソロキャンプを始めたい初心者向けに、

• キャンプの１日の流れってどんな感じ？
• セッティングや片付けってどのくらいかかる？
• ソロキャンプ中、みんなは何をして過ごしているの？

こんな疑問を解決していきます。

私のある日の実際のキャンプの様子も紹介するので、参考にしてもらえたらと思います。

１泊２日の基本スケジュール

ソロキャンプ当日の基本的な流れはこんな感じです。

１日目

１２：００　管理棟でチェックイン
１３：００　テント設営
１４：００　自由時間
１６：００　夕食準備
１７：００　夕食
２０：００　片付けやお風呂
２２：００　就寝

２日目

７：００　起床
８：００　朝食
９：００　片付け
１１：００　チェックアウト

厳密にスケジュールを組む必要はまったくありません。

私の定番キャンプの流れを紹介

では、私のある日のソロキャンプを紹介したいと思います。

11:00　到着・チェックイン

キャンプ場に到着したら、まずは管理棟でチェックインをします。
キャンプ場もホテルと同じようにチェックイン・チェックアウトと言います。
スタッフの方が、場内の施設やルール、注意事項などを説明してくれます。
チェックインの時間はキャンプ場によっていろいろです。
このキャンプ場は朝の8時半からチェックイン可能ですが、午後からというところもあります。

11:15　場所の選定

テントを張る場所を決めます。
せっかく富士山が見えるキャンプ場ですので、景観は絶対重視！
他にも場所選定のポイントは、なるべく傾斜やでこぼこがなく平らな場所を選ぶこと。
大きな石がある場所もテントを立てづらいし、寝心地が悪いので避けます。
トイレ・炊事場からの距離も考慮して選びましょう。

それぞれのサイトの特徴についてはこちらの記事を参考にしてください。

11:30　お昼ごはん

場所が決まったら、私の場合はまずお昼ごはんです。
コンビニのお弁当など、簡単に食べられるものを来る途中で買ってきます。
ガスバーナーでお湯を沸かしてコーヒーも入れるのが定番です。
いつものコンビニのお弁当が、キャンプで食べるととてもおいしく感じます。

12:00　テントの設営開始

お腹が満たされたら、いよいよテントに取り掛かります。
ソロキャンプではテントを立てるもの一人なので、風が強い日はシートが飛びそうになったりして苦戦します。
初心者の方は、テントの中と外のセッティングで２時間くらいを想定しておいた方がよいと思います。

設営完了！
座ったままどこにでも手が届くこのスタイルが気に入っています。

14:00　自由時間

テントの設営を終えたので、コーヒーを入れなおして一休みです。
目の前に迫力の富士山を眺めながらのティータイムは最高です！
私はお酒が飲めませんが、キャンプで飲むビールも最高みたいです。
このあと、キャンプ場を散策したりして、ゆったりのんびり過ごしました。
夜の焚き火のための薪割りもしておきます。私は明日の朝の分の薪もこの時間に作ってしまいます。

17:30　夕食準備・火起こし

だんだん暗くなってきたら、夕食の準備を始めます。
具材は自宅で切って持ってきて、キャンプ場では煮るだけ、焼くだけにしておくと楽です。
この日のメニューはキムチ鍋ですので、切ってきた具材を鍋に投入し、鍋の素を入れるだけで準備は完了です。
そして焚き火の火を起こします。

18:00　夕食

鍋を火にかけて、夕食の開始です。
耐熱性のテーブルなので、熱い鍋のままワイルドにいただきます。
焼肉もしました。
お酒の飲みすぎには注意してくださいね。

21:00　片付け・就寝準備

夕食の片付けをして、顔を洗って就寝の準備です。
この日は冬なので、お風呂には入りませんでした。
お風呂に行く場合は営業時間に注意して、時間調整してください。
お風呂は長時間になるので、焚き火の火は必ず消して行きましょう。

22:00　就寝

夜１０時頃には就寝します。
もう少し起きていてもいいですが、もちろん音楽は消して静かに過ごしましょう。
明日も運転して帰らなければならないので、夜更かしは控えましょう。

7:00　起床・火起こし

さぁ、キャンプの朝です！
朝は一番冷えます。
夏でも標高の高いエリアは肌寒くなるので、脱ぎ着できる服装で調整しましょう。
キャンプの朝は静かで空気が澄んでいてとても気持ち良いです。

8:00　朝食

朝食は準備や片付けにあまり時間がかからないメニューが良いでしょう。
ホットサンドメーカーがあれば、簡単に立派な朝食を作ることができます。

9:30　片付け開始

キャンプの終わりが近づいてきて寂しいですが、チェックアウトに間に合うように撤収作業を始めます。
設営より撤収の方がもっと時間がかかると考えて余裕をもって始めましょう。
天気が良ければ、テントやレジャーシートの裏を乾かしてからしまえると、家に帰ってからの片付けが楽です。

11:30　チェックアウト

チェックアウトはとくに手続きなしというところも多いです。
チェックインの時に説明があると思うので、指示に従ってください。
自宅まで気を付けて帰ります。
帰りに高速道路のパーキングエリアでお昼を食べたり、日帰り温泉に寄ったり、そんな楽しみもあります。

自由時間の過ごし方

キャンプ場到着から撤収までのキャンプの流れはだいたいイメージできたでしょうか？
ここからは、ソロキャンプの楽しみ方をいくつか紹介したいと思います。

テントでゆったり楽しむ

本や漫画を読む

自然の中での読書はとても心地よさそうですね。
私は１週間のキャンプ旅をしたことがありますが、自由になる時間がたくさんあったので、漫画をたくさんレンタルして楽しみました。
読んでいる途中にふと顔を上げた時の目の前の絶景が最高です。
私もそうですが、ソロキャンプは根っからのアウトドア派でなくても楽しめるのが魅力です。

お酒や料理を楽しむ

初めのうちは簡単な料理から始めるのが良いですが、慣れてきたらいろいろなキャンプ飯を作って、おいしい食事とお酒を楽しむのも良いでしょう。
工夫とアイデアで簡単キャンプ飯を極めたり、逆にキャンプとは思えないような凝った料理をＳＮＳにアップされている方もいますね。
自然の中で食べる食事はとにかくおいしいです！

キャンプと相性のよい趣味を楽しむ

SUPや釣り

湖畔や河川のキャンプ場では、SUPや釣りを楽しむ方もいます。
夏のSUPは気持ちよさそうです。釣った魚をキャンプで食べるのも素敵ですね。
キャンプをきっかけに新しいアクティビティに挑戦するのも良いでしょう。

写真撮影

キャンプでは、美しい山や川、満天の星空など、思わず写真に残したくなるような景色をたくさん見ることができます。
カメラを持ってお散歩したり、いい写真が撮れたらＳＮＳにアップして楽しむのもありです。

周辺の観光を楽しむ

温泉

歩いてすぐのところに温泉があるキャンプ場が人気です。
キャンプ場の利用者は温泉が割引になったりするところもありますね。
キャンプ＋温泉で存分に癒されてリフレッシュしましょう！

周辺の散策

キャンプ場はもともと自然豊かな場所にあることが多いので、周辺に散策できるコースがあったりします。
展望台まで少し歩いて、景色の良いところで一休み。
ガスバーナーとマグカップを持って行って、コーヒーを飲むのも至福のひと時です。

まとめ【ソロキャンプの流れ＆過ごし方】

ソロキャンプは慣れないうちは意外と忙しいです。
テントを立ててセッティングするだけでも時間がかかります。
やりたいことを詰め込み過ぎても大変なので、まずはテントでゆっくり楽しむことから始めて、慣れてきたら様々なアクティビティも取り入れていけると良いと思います！

ソロキャンプは自由です！
思い思いに最高のひと時を過ごしていただけたらと思います。