ソロキャンプ初心者が用意すべきペグの種類と長さは?おすすめ3選!
テントやタープを地面に固定するために必要不可欠なペグ。
キャンプをすでに経験された方の中には、ペグが刺さらず苦労したという方も多いはず。
初心者だからこそ、頑丈な良いペグを用意できると安心してキャンプに臨むことができます!
この記事では、
- ソロキャンプ初心者が用意すべきペグは?
- おすすめの製品はどれ?
こんな疑問を解決していきます。
いざキャンプに行ってから慌てないためのペグ選びについてお話していくので、初心者の方は是非参考にしていただけたらと思います!
目次
結論【初心者が用意すべきペグは?】
まずは結論からお伝えしたいと思います。
私が思うソロキャンプ初心者が用意すべきペグは、
- ペグの種類:鍛造ペグ
- ソロ用テントには20cm前後
- タープも立てるなら30cm前後
- 必要本数は製品によって異なるので付属のペグの本数を参考にする
この4点がポイントです!
それでは、ペグの種類や選び方を詳しく解説していきたいと思います。
付属のペグ以外にペグが必要な理由
ペグとは、テントやタープを地面に固定するために打ち込む杭のこと。
だいたいの製品には必要本数のペグが付属しています。
では、なぜわざわざ自分でペグを用意する必要があるのでしょうか?
付属のペグは壊れやすく使いづらい
テントやタープを購入した際に付属しているペグでも、もちろん設営することはできます。
しかし、アルミ製やプラスチック製のペグであることが多く、これらのペグは耐久性が低いです。
強く打ち込むとペグが曲がって破損したり、固い地面にはいくら叩いても刺さっていかないことも多いです。
ペグが刺さる場所を探して何度も打ち直したりすることで時間がかかって疲労困憊!
さらに、抜けやすいというデメリットもあり、強風時にはペグが抜けてしまわないかと不安を感じながら過ごすことになってしまいます。
設営に慣れていない初心者だからこそ、丈夫で抜けにくいペグが必要だね
予備を持っておくと安心
先ほどもお話したように、製品に付属しているプラスチック製やアルミ製のペグは耐久力が低く、折れて使えなくなることも多いです。
破損して使えなくなると、ペグの数が足りないということになりかねないので、予備として多めに準備しておくと安心です。
ペグの種類と特徴
初心者におすすめしたいペグは鍛造ペグ!
ペグには形状や素材で種類がたくさんあるので、他にどんなペグがあるのか、なぜ鍛造ペグをおすすめするのか説明したいと思います。
ピンペグ
出典:CAPTAIN STAG
テントの付属品として入っていることが多いのがこのピンペグです。
アルミ製のことが多く、耐久性は低め。
固い地面では曲がってしまって刺さらないこともありますが、安価で軽量なのがメリットです。
柔らかめの地面であれば使うことができます。
ネイルペグ
ネイルペグは、ヘッドの部分が平らになっていてハンマーで打ち込みやすい形状になっています。
鉄製のものが多く、柔らかい地面でも固い地面でもオールラウンドに使うことができます。
V・U字ペグ
名前の通り、VやUの形状をしています。
地面との接地面積が大きいので抜けにくく、砂地でも使うことができます。
プラスチックペグ
出典:CAPTAIN STAG
柔らかい地面を得意とするプラスチック製のペグです。
砂地や雪の上で活躍します。
耐久性は低いため、固い地面に強い力で打ち込むと割れてしまうので注意が必要です。
鍛造ペグ
金属を叩いて強度を高める「鍛造加工」によってつくられたペグです。
強度が最も高いペグで、土の中にある石も砕いて地面に打ち込むことができます。
砂地以外ならどんな地面でも幅広く対応することができます。
初めて行くキャンプ場で地面の質がわからなくても安心なので、初心者の方におすすめしたいペグです。
デメリットは重さと価格の高さです。
デメリットもあるけど、ペグが刺さらなくて一人で悪戦苦闘するよりはどこでも安心して使える方がいいと思うな。
私も最初に鍛造ペグで揃えたよ。
ソロキャンプに適したペグの長さと本数
次に、ソロキャンプに適したペグの長さと必要な本数についてお話します。
ソロテントに適した長さ
ソロで使う小型のテントであれば、ペグの長さは20cmくらいのものが適しています。
タープを立てるようなら30cm前後のものが必要です。
もちろん全部30cmで揃えてしまってもいいのですが、鍛造ペグは重いので使い分けした方が荷物が軽くなります。
値段も短い方が安いです。
ソロキャンプに必要な本数
ペグの必要な本数は、それぞれの製品によって異なります。
自分が持っているテントやタープに必要な本数を把握して購入するようにしてください。
ペグが付属しているようならその本数を参考にするといいと思います。
ソロキャンプにおすすめの鍛造ペグ3選
それでは、おすすめの鍛造ペグを紹介していきたいと思います。
ソリッドステーク(snow peak)
出典:snow peak
鍛造ペグといえばこれ!
スチール55C鋼材を使用しており、どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定します。
長さは10cm単位で4種類の展開があり、地面のコンディションや使用シーンによって選んで使うことができます。
スノーピークらしい圧倒的な品質の高さ、スタイリッシュな美しいデザインが魅力の鍛造ペグです。
ばら売りもあるので1本から追加購入も可。
20cm
30cm
鍛造エリッゼステーク(村の鍛冶屋)
出典:村の鍛冶屋
熱した鋼材に約1トンという強力な力で一気に圧力を加えて作られた鍛造ペグ!
楕円形になっているので、地中でクルクルと回ることなくしっかりと固定することができます。
防錆性能に優れ、1,000時間以上の塩水噴霧にも耐えるカチオン電着塗装。
赤や青など地面に刺しても見つけやすいカラー展開が多いのも特徴です。
私も愛用しているけど、石が多い地面でもしっかり刺さる!
スノーピークより少しだけ価格が安いのも魅力です
18cm
28cm
ogawa TANZO PEG(小川キャンパル)
出典:小川キャンパル
デザインが特徴的な無骨なかっこいい形状の鍛造ペグ!
もちろんかっこいいだけでなく、ハンマーでの叩きやすさやペグの抜きやすさなどが考えられた形状になっています。
クロムモブリテン鋼という高強度の強靭な素材で、耐久性も抜群です。
細部にもこだわりたいという方におすすめしたいペグです。
18cm
28cm
まとめ【ソロキャンプのペグの選び方】
以上、初心者がソロキャンプに持って行くペグの選び方とおすすめ3選を紹介しました。
ポイントは、
- どんな地面にも対応できる鍛造ペグ
- 小型テントなら20cm
- タープも立てるなら30cm
この3点です。
ペグを打つことができなければテントを立てることができません。
初心者だからこそ、良いペグを用意して、安心・安全にキャンプを楽しんでほしいと思います。
また、鍛造ペグを強く打ち込むには頑丈なペグハンマーが必要です。
ゴムやプラスチック製ではなく、金属製のものを用意するようにしてくださいね。