これから初めてキャンプに行く人の中には、キャンプのマナーと言われてもピンと来ない方も多いかと思います。
しかし、知らないうちに他のキャンパーさんに迷惑をかけたり、恥ずかしい行動をとっていたなんてことは避けたいですよね。
ルールやマナーを守っていないと、トラブルの原因にもなりかねません。

この記事では、

• キャンプで気をつけたいマナーは？
• 自分が知らないキャンプの常識ってあるのかな？

こんな疑問や不安を解決します。

お互いに気持ちよくキャンプができるように、基本的なマナーをおさえておきましょう！

出発前にルールとマナーの確認を

キャンプ場にはそれぞれルールがあります。
チェックインの時に管理人さんから説明があるので、はやる気持ちを抑えてしっかり聞きましょう。
できれば、「思ってたのと違う」ということがないように、ホームページで前もって確認しておくと良いです。
また、キャンプ場独自のルールの他に、キャンプには、共通の守るべきマナーがあります。
初心者の方にとっては見落としがちなものもありますので、これだけはおさえておきたい基本的なマナーを紹介していきたいと思います。

キャンプの６つの基本マナー

夜や早朝は静かに過ごす

夜は静かに過ごすのが基本です。
消灯前の時間でも、だいたい夜の９時以降は音楽やラジオなどはかけないように。
キャンプ場によっては、終日音楽を禁止しているところもあるので、キャンプ場のルールを確認してください。
「隣と距離もあるし、小さい音なら大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、夜は静かなので意外と遠くまで響きます。
テント内の音も実はかなり漏れているので気をつけて下さい。
ルールやマナーを守って、静かに夜の時間を楽しみましょう。早朝も同様です。

地面や芝生を傷めない

地面や芝生を傷めないために焚き火台の使用を義務付けているキャンプ場が多いです。
焚き火をするならルールに従って行いましょう。
風が強い日は、灰が飛んで行って隣のキャンパーさんに迷惑をかけたり、地面に落ちて芝生を焦がしたりする可能性もあります。
火災の危険もありますので、天候をみて焚き火を中止することも必要です。

また、キャンプ場内の木を勝手に折るのはもちろんですが、木にタープやハンモックを結んではいけないところもあるので注意です。
自然を破壊してしまうことのないよう、キャンプ場は大切に使いましょう。

車のエンジンは切る

オートキャンプでは車のマナーにも注意が必要です。
エンジンをかけていると音が響きますし、臭いも発生するので長時間にならないように気をつけます。
場内では子供の飛び出しなどにも気をつけて徐行運転してください。
また、夜間の車の移動はなるべく控えましょう。
キャンプ場によっては車の移動は何時までと決まっているところもあります。
夜に他人のサイトをライトで照らしてしまうのもNG行動です。

他人のエリアには入らない

キャンプ場では、お互いのプライベート空間を守るため、他人のサイトの中には入らないようにしましょう。
区画サイトでなくてもです。
近道だと思って横切るのもやってはだめ。
また、他の人のサイトが気になったとしても、ジロジロ見られたら気分が悪いですし、勝手に写真を撮るなんてもっての他！
どうしても気になる場合は話しかけてもいいかもしれませんが、静かに過ごしたいという方もいるので、長居するのは控えましょう。

炊事場をきれいに使う

炊事場はみんなが使う共有スペース。
生ごみや食べ残しをそのまま排水口に流すなんてことがないように気をつけましょう。
炊事場で洗う前にペーパータオルなどで軽く拭き取ってくるといいです。
他にも、三角コーナーのように自立する水切りゴミ袋というものがあります。
炊事場でゴミがたくさん出てしまいそうな時は持参すると便利です。

ゴミ処理はキャンプ場のルールに従う

キャンプで出たゴミは持ち帰りが基本です。
ゴミ袋は必ず持参するようにしてください。
しかし、キャンプ場によってはゴミを捨てられるところもあります。
その場合は、キャンプ場のルールに従って分別して捨てるようにしてください。
また、焚き火で使った薪や炭は適切に処理しないと火事の原因にもなりかねません。
指定された場所に廃棄しましょう。

まとめ【キャンプのマナー】

以上、行く前に知っておきたいキャンプのマナーを紹介しました。
基本マナーはこの６つ！

• 夜や早朝は静かに過ごす
• 地面や芝生を傷めない
• 車のエンジンは切る
• 他人のエリアには入らない
• 炊事場をきれいに使う
• ゴミ処理はキャンプ場のルールに従う

安全に関わることもあるので気をつけたいですね。
ルールやマナーを守って、楽しいキャンプのひと時をお過ごしください。