ソロキャンプの道具一式!必須道具からあると便利なアイテムまで紹介
自然の中で贅沢なひとり時間を満喫できるソロキャンプ。
魅力を感じつつも、一歩踏み出せないという方は多いのではないでしょうか?
初心者の方にとっては、キャンプに行くまでの準備にハードルを感じてしまいますよね。
この記事では、
- ソロキャンプに必要な道具って何?
- どうやって選べばいいの?
- とりあえず必須のアイテムを揃えたい!
- +αの便利アイテムの情報も見ておきたい!
こんなソロキャンプの持ち物に関する疑問や要望にお応えします。
キャンプの持ち物はたくさんあって、何から準備していいかわからなくなってしまうと思うので、必須道具とそれ以外の+αのアイテムがわかるように優先順位をつけて紹介していきます!
目次
ソロキャンプの必須道具
まずは、これだけはおさえておきたい、ソロキャンプの必須道具を紹介します。
必須道具10選がこちらです!
- テント
- ペグ&ペグハンマー
- キャンプマット
- 寝袋または毛布・タオルケット
- テーブル&椅子
- ランタン
- 調理用バーナー&ガス缶
- 鍋・やかん
- コップ・カトラリー
- 日用品雑貨(ゴミ袋、ウエットティッシュ、食洗用スポンジと洗剤、雨具)
この道具があれば、自分でテントを張って1泊できちゃうよ
初めてのキャンプでやりたいことを詰め込み過ぎても大変なので、
まずは「テントを張って1泊する」を目標にこの必須道具だけで始めてもいいと思います。
キャンプ場のレンタル用品も上手に活用できるといいです。
ソロキャンプといってもキャンプスタイルによって道具は様々です。
初心者向けの選び方のポイントや、おすすめの道具について、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
次に、キャンプを快適にしてくれる道具や、キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむための道具を紹介します。
あると便利な優先度を★で表示しているので参考にしてみてください。
なくてもキャンプできるけど、できれば徐々に揃えたいアイテムだね
ぜひチェックしてみてね!
テントを快適にする道具
テントの必須道具としては、
- キャンプマット
- 寝袋
の2点を紹介しました。
もちろんこれだけあれば寝ることはできるのですが、もっと快適なテントを作るのにあると良いアイテムがあるので参考にしてみてください。
グランドシート
優先度★★★
グランドシートとは、テントの下に敷くシートです。
ぬかるんだ地面に直接テントを立てるとテントが泥だらけになってしまいますが、グランドシートを敷いておけば片付けが楽ちんです。
また、地面からの冷気や湿気、雨の日の浸水からテントを守る役割もあります。
選び方のコツは、テントのフロアサイズよりひと回り小さいサイズを選ぶこと。
テントからはみ出すと、グランドシートとテントの間に雨が溜まって逆に浸水してしまう原因になるので注意が必要です。
グランドシートはテントとセットになっている場合もあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
おすすめのグランドシートを紹介しています。
インナーマット
優先度★★☆
インナーマットとは、テント内部のフロアに敷くシートのことです。
クッション性や、防水性、保温性があり、テント内の快適さを向上させてくれるアイテムです。
キャンプマットが敷布団、インナーマットがフロア全体に敷くラグといった感じの役割です。
選び方のポイントは、テントの大きさに合わせてサイズを選ぶこと。
なくてもキャンプできなくはないですが、あるとテントがワンランクアップします!
ホームセンターに売っている銀マットでも代用できるよ
詳しい選び方やおすすめ製品はこちらの記事で紹介しています。
リビングを快適にする道具
リビングスペースの必須道具としては、
- テーブル&椅子
- ランタン
の2点を紹介しました。
他にも、リビングスペースをより快適にする、あるとうれしいアイテムがいろいろあります!
タープ
優先度★★☆
タープとは、ポールを使って立てる屋根のことです。
タープの役割は、主に日よけと雨よけ。
必須道具には入れていませんが、夏は強い日差しを遮るためタープは必須です。
また、天気予報がはずれて予想外の雨が降ってしまうこともあるので、使わなくても持っておくと安心です。
ソロキャンプのタープ選びで一番重視したいポイントは設営のしやすさ!
重さは2kg以内のコンパクトなものを。
形状はヘキサタープやウイングタープがおすすめです。
ヘキサタープ
出典:mont-bell
ヘキサタープは六角形でオーソドックスな形のタープで、比較的簡単に立てることができます。
ウイングタープ
ウイングタープはひし形や五角形のタープで前方が跳ね上がった形で比較的簡単に立てられます。
面積が小さめなので日陰は小さくなりますが軽量でコンパクトです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
おすすめのタープ6選も紹介しています!
ランタンスタンド
優先度★★★
ランタンを吊るすためのスタンドです。
ランタンはテーブルに置いただけでは広い範囲を照らすことができませんし、上から照らさないと、お皿の中やお鍋の中がよく見えません。
私も初めてのキャンプの時、手でランタンを持って照らしながらの食事がとても不便でした。
ランタンスタンドが一つあると、夜が格段に過ごしやすくなるので検討してみてください。
選び方やおすすめ製品を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
クーラーボックス
優先度★★★
クーラーボックスは必須道具に入れなかったのですが、暑い時期には必ず必要となります。
飲み物を冷やしたり、食材の鮮度を保つためのマストアイテムです。
クーラーボックス選びのポイントは、
- ソロキャンプなら容量15L程度が使いやすい
- 耐久性と保冷力ならハードクーラー
- 携帯性重視ならソフトクーラー
この3点です。
ハードクーラー
出典:CAPTAIN STAG
頑丈で長時間の保冷に優れています。
ソフトクーラー
出典:BIG WING
ハードタイプより保冷力は劣りますが、中身を使ってしまえばつぶしてコンパクトにすることができます。
おすすめ製品はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
ウォータージャグ
優先度★★☆
ウォータージャグは便利です!
私はあまり飲料用には使わないのですが、それでもちょこっと手を洗いたい時や、コップをゆすぎたい時なんかにとても重宝します。
水道が遠い時にはなくてはならないアイテムです。
ソロキャンプで使うウォータージャグは、調理やコーヒーを入れるのに使うくらいであれば3L前後のものを選ぶと使いやすいです。
食器洗いなどで大量に水を使いたい場合はもっと大容量が必要になりますが、大きさもかさばるので注意です。
また、携帯性を重視したい場合はコンパクトに折りたたむことができるものを選ぶと良いでしょう。
100均で売っているウォータージャグもけっこう使えるよ
耐久性が低いけど、最初のお試しにはいいかな!
こちらの記事でソロキャンプにおすすめのウォータージャグを紹介していますのでご覧ください。
ゴミ箱
優先度★☆☆
ゴミ箱はなくてもゴミ袋さえあれば問題なくキャンプはできるのですが、サイトを整理したいとか、きれいに見せたいという人は用意してみましょう。
サイトのおしゃれ度や快適さがワンランクアップしますよ。
また、ゴミ袋を夜間そのまま外に放置しておくと、動物が寄ってくることもあるので、カバーをしてしまっておけると安心です。
ソロキャンプで使うゴミ箱は、
- 容量20L前後のサイズ
- 蓋付きが使いやすい
この2点がポイントです!
おすすめ製品についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
レジャーシート
優先度★★★
レジャーシートはあるとなにかと便利です。
車から荷物を降ろしたり入れたりする時に、一旦レジャーシートの上に置いたりします。
地面に直接置きたくない荷物を置いておくのに便利です。
100均やホームセンターで一般的に売られているもので十分かと思います。
焚き火の道具
次は、キャンプの醍醐味とも言える焚き火を楽しむための道具です。
あるとキャンプが充実します!
優先度は焚き火をしたいかどうかで決まります。寒い時期にはマストアイテムです!
焚き火台
焚き火台とは、その名のとおり、焚き火をするための台です。
キャンプ場では、地面や芝を傷めないようにするため、直接地面で火を起こす「直火」を禁止しており、焚き火台の使用を義務付けているところが多いです。
また、焚き火台があると火が起こしやすかったり、片付けもしやすくなります。
火の扱いに慣れてくれば焚き火で料理をするのも楽しいです。
キャンプをするなら、いずれは用意したいアイテムだね!
焚き火台選びのポイントは3つ!
- 炉の大きさが40cm前後
- 料理するなら五徳や網付き
- 耐荷重
焚き火台にはソロ用の小さなものからグループで使う大型のものまであります。
初心者の方におすすめしたいのは40㎝前後の大きさです。
薪の大きさはだいたい30~40cmくらいです。
ソロ用の小型の焚き火台は、薪をカットしないと使えない場合があります。
初心者の方には薪をそのまま使える40cm前後のサイズがおすすめです。
また、焚き火台で料理をしてみたいならフライパンや鍋を乗せるための五徳や焼き網がついたものを選ぶと便利。
耐荷重もチェックするようにしましょう。
初心者でも使いやすい焚き火台をこちらの記事で紹介しています。
是非参考にしてみてください!
焚き火台は、初めはキャンプ場でレンタルしてみてもいいよ!
ナイフ
薪の太さは5~10cm程度あり、このサイズの薪にいきなり着火させることはできません。
そのため、火を起こす時は着火用に薪を割って、細い薪を準備します。
ナイフを使って薪割りをする技を「バト二ング」といいます。
ただ、初めから薪割りをするのは難易度が高いので、焚付け用の細い薪を買ってしまうのもおすすめです。
焚き付け用の小さい薪はアウトドアショップで購入できるよ
少し慣れてきたら、手間をかけて自分で薪割りする時間も楽しいものです。
ここではバト二ングができる初心者向けのナイフの選び方を紹介します。
ナイフ選びのポイントは、
- ステンレス製の刃
- バト二ングに使うなら刃の厚さは3mm以上
この2点です。
刃の種類は主にカーボンとステンレスの2種類があります。
カーボン刃は切れ味抜群ですが、錆びやすく手入れが難しいです。
一方ステンレス刃は切れ味は落ちますが、錆びに強くメンテナンスがほとんどいらないというメリットがあります。
初心者にはステンレスがおすすめだよ!
おすすめのナイフはこちら!
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー ステンレス(MORAKNIV)
出典:MORAKNIV
スウェーデンの老舗ナイフブランドの「モーラナイフ」です。
ステンレスの刃でメンテナンスを気にせず使える丈夫で使いやすいナイフです。
価格もお手頃で、初心者の最初の1本におすすめです。
その他焚き火関連用品
火起こしに必要な物品です。
すべて100均で揃えることができます。
- ライター・チャッカマン
- 着火剤
- 火ばさみ
- 軍手
- うちわ
+αの便利アイテム
ここからは、あると便利なアイテムを紹介します。
初めてのキャンプに準備していく必要はありませんが、こんなものもあるんだなと参考程度に見ていただけたらと思います。
ラック
優先度★☆☆
荷物を置くためのラックです。
レジャーシートがあれば荷物を置く場所は確保できるので絶対必要な物ではありません。
ラックがあると、整理整頓されて見えたり、レジャーシートより地面との接地面積が少ないので汚れがつきにくく、片付けが楽になるのが便利です。
おすすめのラックはこちら!
フィールドラック(CAMPING MOON)
出典:CAMPINGMOON
クーラーボックスやウォータージャグ、熱い鍋をそのまま置くことができる頑丈なスチールラック。
2段重ねて棚のように使うのもありです。
単品でも売っていますが、付属の収納バッグが高性能なのでセットで買うのがおすすめ!
オプションで専用の天板をつければローテーブルにもなる使い勝手のよいラックです。
詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
ランタンハンガー
優先度★☆☆
ランタンを引っかけるためのフックです。
タープポールなど、引っかけるポールがあることが前提ですが、あちこちに引っかけて使うことができるので便利なアイテムです。
ランタンスタンドと比べてお手軽で低価格、複数個持って行ってもかさばらないのがメリット。
おすすめのランタンハンガーはこちらの記事で紹介しています。
ホットサンドメーカー
食パンに好きな具材をはさんで焼くだけで、立派なキャンプ飯ができあがります。
キャンプでの調理に不慣れな初心者キャンパーさんにもおすすめです。
焼けるのは食パンだけでなく、肉まんをプレスして焼いたり、アップルパイを焼いたり、工夫次第でおいしいレパートリーが広がります!
キャンプの朝のホットサンドは控えめに言って最高
おすすめのホットサンドメーカーはこちら!
ホットサンドイッチクッカー(Coleman)
出典:Coleman Official Online Shop
コールマンのロゴの焼き目がかわいいホットサンドメーカーです。
ハーフサイズのホットサンドを2枚焼くことができます。
特徴は、持ち手の部分が取り外し可能なところ。コンパクトに収納できます。
ソロキャンプの道具一式まとめ
ソロキャンプの必須道具から、あると便利なアイテムまで、必要な道具一式を紹介しました。
キャンプは準備するものがたくさんあります。
- まずは必須道具を揃える(レンタル可)
- 余裕があれば自分が必要だと思う快適に過ごすための道具も準備する
- キャンプをしてみてから徐々に買い足す
こんな感じで優先順位をつけて用意していけるといいですね。
キャンプをしながら自分のキャンプスタイルに合った道具を少しずつ揃えて、お気に入りの空間を作っていきましょう!