初心者向け!ソロキャンプ用タープおすすめ6選!種類や選び方を解説
ソロキャンプの際に、強い日差しや雨から守ってくれるのがタープです。
一つは用意しておきたいものですが、形や大きさなど種類が豊富にあるので、どんなものを選んだらよいか迷ってしまう方も多いはず。
この記事では、
- タープって本当に必要なの?
- タープ選びのポイントは?
- ソロキャンプで使いやすい製品はどれ?
こんな疑問を解決していきます。
タープを購入しようか迷っている方、選び方がわからない方必見!
是非参考にしてみてください。
ソロキャンプにタープは必要?
タープとは、1枚の布でできた屋根のこと。
ポールやロープを使って立て、タープの下にテーブルや椅子を置くことで快適でおしゃれなリビングスペースを作ることができます。
天気や気候の良い時であればタープは必要ないこともありますが、使わなくても持っておくと安心なのがタープです。
タープを使うメリット
タープを使うメリットを紹介します。
- 日除け
- 雨除け
- プライベート空間を作る
- おしゃれ度がUPする
暑い時期は必需品となるのがタープ。
日差しを遮って涼しく過ごしやすくすることができます。
また、天気予報がはずれて突然の雨という場合もあるので持っておくと安心です。
他にも、自分のスペースを囲うことでプライベート空間を作り、視線を気にすることなくリラックスして過ごすことができます。
タープを立てることでおしゃれに見えることも魅力のひとつです。
タープのデメリット
反対に、タープのデメリットもあります。
- 設営・撤収が手間
- 開放感が下がる
タープを使わない理由は、設営・撤収の手間を省きたいというのが一番だと思います。
屋根を作って囲うことで空が見えなかったり、開放感が少し下がってしまうと感じる方もいるかもしれません。
また、テントに広い前室がある場合はそれで足りてしまうこともあります。
私のテントだとこんな感じで小さな屋根を作ることができます。
ただ、小さいので日除け・雨除けとしては不十分で、しっかり日陰を作りたい時や雨の日はタープを使っています。
気候の良い時期なら、基本的には前室の屋根を使って、タープはお守りとして持って行くのがおすすめ。
使わないつもりの日でも必ず荷物には入れています。
ソロキャンプ用タープの選び方
そんなあると便利・安心なタープの選び方を説明していきたいと思います。
ソロキャンプでの使いやすさに重点を置いて紹介するので参考にしてみてください。
ポイント4つ!
- サイズと重量
- 形状
- 素材
- 機能性
サイズ・重量
ソロキャンプで一番大切なのが設営のしやすさ。
大きく重いタープは一人で設営するのが困難なので、なるべく軽いものを選ぶのがポイントです。
とくに初心者の方にとっては慣れない作業で重労働。
設営はなるべく速やかに終えて、ゆっくりくつろぐ時間を作りたいです。
ソロのタープは重さ2kg以内のものがおすすめ!
サイズは3m×3mくらいをだいたいの目安に選んでみてください。
形状
タープには様々な形のものがあります。
ここでは、よく使われている「ヘキサタープ」「ウイングタープ」「レクタタープ」の3種類を紹介します。
それぞれのメリット・デメリットがあるので参考にしてみてください。
とくにソロキャンプにおすすめなのはヘキサタープとウイングタープだよ!
ヘキサタープ:六角形の見た目もオシャレなタープ!
出典:mont-bell
【メリット】
・設営しやすく軽量でソロ・初心者におすすめ
・見た目がおしゃれ
・アレンジしやすい
【デメリット】
・日蔭の面積が小さめ
・横からの雨が入りやすい
六角形のタープです。
2本のポールを使って立てるオーソドックスなタイプで、初心者でも設営しやすくおすすめ!
軽量・コンパクトでソロで使いやすいです。
張った時の形状がきれいで、見た目もおしゃれ。
張り方の自由度も高く、慣れてきたらアレンジして楽しむことができます。
一方デメリットとしては、レクタタープと比べると布面積が小さく、日陰になる面積が小さかったり、端の方は横からの雨だと濡れてしまうという点が挙げられます。
ウイングタープ:前方を跳ね上げた開放感のあるタープ!
出典:snow peak
【メリット】
・設営しやすく軽量でソロ・初心者におすすめ
・伸びやかな形状で開放感あり
【デメリット】
・後方が低いので少人数でのロースタイルに限られる
前方を高く跳ね上げ、後方が低くなっている、特徴的な形のタープです。
前方が高く広がっているので開放感があり、伸びやかな形状がおしゃれです。
コンパクトなためソロで設営しやすくおすすめです。
一方デメリットは、後方が低くなるため、少人数でロースタイルでの使用に限られる点が挙げられます。
レクタタープ:大人数でも使える四角形のタープ!
出典:CAPTAIN STAG
【メリット】
・日蔭を大きく作ることができる
・ポールを複数使うことで自在にアレンジできる
【デメリット】
・大きめで重いものが多い
四角形のタープです。
日陰の面積を大きく作りやすく、ポールを複数使うことによって、張り方を多彩にアレンジすることができます。
面積も大きめのものが多く、大人数での使用に向いています。
重くて一人では設営しづらいものもあるので、ソロキャンプで使用する時はサイズに注意が必要です。
素材
タープの素材は、主にポリエステル製とポリコットン製のものがあります。
それぞれに特徴があるので、自分のスタイルに合ったものを選んでみてください。
ポリエステル製
ソロキャンプ用のタープはポリエステル製が多いです。
軽量なためソロで扱いやすく、コンパクトに収納することができます。
通気性が良く、結露が起こりにくいのもメリットです。
一方、火には弱く、焚き火の火の粉で穴が開いてしまったりします。
ポリコットン製
ポリコットンとはポリエステルとコットンの混合素材で、難燃性であることが特徴です。
火の粉に強く、焚き火がしやすいのがメリットです。
反対に、重くてかさばること、耐水性が低いことが難点です。
布面積が小さいウイングタープを選ぶとポリコットン製でも軽いものがあります。
機能性
機能性でポイントとなるのが耐水圧・遮光性・難燃性です。
耐水圧とは生地がどのくらいの水圧に耐えられるか表したもので防水性の基準となります。
耐水圧は1500mm以上のものを選びましょう。
また、遮光性に優れたものや、ポリエステル製でも難燃加工がされたものなどがあります。
使用シーンに合わせてチェックしてみてください。
ソロキャンプにおすすめのタープ6選
それでは、ソロキャンプにおすすめのタープを紹介します。
まずはヘキサタープから紹介するよ!
ミニタープHX(mont-bell)
出典:mont-bell
私も愛用するポリエステル製ヘキサタープです。
とにかく軽量でコンパクト。ソロでも使いやすいサイズ感です。
ポリエステルですが難燃加工がされており、火が燃え広がりにくい仕様になっています。
カラーはダークグリーンとグリーンの2色展開です。
ポールは別売りとなっています。
REVOタープ<solo>(UNIFLAME)
出典:UNIFLAME
ソロキャンプ向けのコンパクトなポリエステル製ヘキサタープです。
落ち着いたナチュラルな色味がおしゃれでいいなと思います。
しっかりした作りの専用収納ケース付きがうれしいポイント。
ロープはついていますがポールやペグは付属していません。
次はウイングタープです。
ポリエステル製、ポリコットン製の順に紹介!
システムタープペンタ3×3(ogawa)
出典:ogawa
ポリエステル製のウイングタープです。
560gと超軽量でサイズもソロキャンプにもってこいです。
「小川張り」というテントと連結させるタープの張り方があるのですが、そのためのセッティングテープ付きです。
ソロキャンプでは小川張りをすることが多いので、専用のセッティングテープがあると便利です。
ライトタープ ペンタ シールド [1人用](snow peak)
出典:snow peak
人気のポリエステル製ソロ用タープです。
シールド加工により遮光性を高めてあるので涼しく過ごすことができます。
テンションがかかるコーナー部分はしっかり補強してあり、安心のスノーピーク品質です。
ポールは付属していません。
Hi-TCウィングタープL(TENT FACTORY)
出典:TENT FACTORY
ポリコットン製のウイングタープ。
裏側のコーティング加工により耐久性に優れており、耐水圧もばっちり。
落ち着いたカーキの色がおしゃれ!ベージュもあります。
ポールは付属していません。
ムササビウイング13ft.TC“焚き火”バージョン(テンマクデザイン)
ポリコットン製のウイングタープです。
焚き火バージョンという名の通り、焚き火の火の粉による穴あきを軽減してくれます。
ポリコットン素材ではありますが撥水加工があり。
焚き火に合うおしゃれなタープです。
まとめ【ソロキャンプ用タープの選び方】
以上、ソロキャンプ用タープの選び方とおすすめ製品を紹介しました。
選び方のポイントは、
- 2kg以内のものが扱いやすい
- ヘキサタープやウイングタープがおすすめ
- 布の素材はキャンプスタイルに合わせる
- 耐水圧・遮光性・難燃性の機能をチェック
この4つです!
テント泊のキャンプでは予想外の天候の変化はつきもの。
快適に過ごすためにもタープを一つは持っておくと安心です。
ご自身のキャンプスタイルに合ったタープを見つけてみてください。