冬キャンプに最適な場所選び!初心者でも安心なキャンプ場の選び方
これから冬キャンプを始める初心者にとって、キャンプ場選びは最も大切な準備といっても過言ではありません。
冬キャンプの難易度は、キャンプ場のエリアや設備によってずいぶん変わるからです。
裏を返せば、キャンプ場をしっかり選べば、初心者でも冬キャンプをすることができるんです。
私も初めてのキャンプは冬でした!
この記事では、冬キャンプを始めたい初心者向けに、
- キャンプ初心者なんだけど冬キャンプできる?
- 初心者のキャンプ場選びのポイントは?
- 冬キャンプしやすい場所はどこ?
こんな不安や疑問を解決していきたいと思います。
冬の野外で寝泊まりするのですから無策で飛び込めば危険もあります。
初心者でも安全に冬キャンプができるキャンプ場選びのポイントを紹介するので、是非参考にしていただけたらと思います。
目次
【全初心者共通】キャンプ場選びのポイント
まずは、シーズンに関わらずキャンプ初心者に共通のキャンプ場の選び方を紹介します。
ポイントはこちらの4つ!
- 自宅から2時間以内
- レンタル用品や売店が充実している
- テントの横まで車が入れる(オートキャンプ)
- 区画サイトがある
「オートキャンプ」「区画サイト」という言葉が少し難しいので説明したいと思います。
自分のテントの横まで車を乗り入れてキャンプすることを「オートキャンプ」といいます。
「オートキャンプ場」「オートサイト」「車の乗り入れ可」などと表します。
そうでない場合は、キャンプエリアとは別に駐車場があり、駐車場から荷物を自分で運搬しなければなりません。
キャンプは荷物が多いので、初めはオートキャンプができるキャンプ場がおすすめだよ
次に、「区画サイト」について説明します。
キャンプエリアは大きく分けて2つの種類があります。
「フリーサイト」と「区画サイト」です。
フリーサイト
キャンプエリア内のどこでも自由にテントを張っていいスタイル。
自分の好きな場所を選べるのがメリットですが、初心者にとっては少し難易度が高いです。
区画サイト
1組ずつにスペースが仕切られています。
自分の場所が確保されているため初心者でも安心です。
区画サイトはテントを張りやすいように地面が平らに整備されていることも多いから初心者におすすめ!
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
キャンプ場の種類や、キャンプ場の探し方についても解説しています。
冬キャンプに最適なキャンプ場
では、初心者向けのキャンプ場選びのポイントをおさえたところで、冬キャンプならではのキャンプ場の選び方を解説していきます。
比較的暖かい地域を選ぶ
まずは無理せず、比較的暖かいエリアを選ぶようにしましょう。
気温が低くなればなるほど、それに耐えうる装備が必要になります。
気温は、夜から朝にかけての最低気温を確認するようにしてください。
また、雪中のキャンプとなると難しくなってしまいます。
雪が降るとしても、できれば1日晴れていれば雪が溶けてなくなってしまうくらいの積雪のないエリアがおすすめです。
天気は晴れている日を選び、安全のためにも雪が降る予報であれば無理せずキャンセルすることも大切です。
山道を通らないルート
冬の道路は積雪や凍結の危険があります。
なるべく幹線道路から近く、急な山道は通らないキャンプ場を選びましょう。
キャンプ場によっては、冬はスタッドレスタイヤやチェーンの装着を義務付けているところもあります。
電源付きサイトを利用する
電源付きサイトとは、コンセントがあって電気が使えるキャンプエリアのことです。
なぜ電源付きサイトが良いのかというと、ずばり、ホットカーペットを使うのがおすすめだからです!
「キャンプなのに電化製品…?」
と思う方もいるかもしれませんが、慣れたキャンパーさんでも冬は電源サイトを使うという方は多いんですよ。
ホットカーペットの良さについてお話したいと思います。
寝床の寒さ対策
冬キャンプの重要な課題の一つに寝床の寒さ対策があります。
冬キャンプでは、夏用の寝袋では寒くて眠ることができません。
かと言って、氷点下でも寝られる冬用の寝袋はとても高価です。
寝袋だけでなく、テントの底冷え対策と言って、何重にもマットを敷いたり、用意するものが増えてしまってこれがなかなか大変です。
確かに、高価な寝袋をいきなり購入するのはハードルが高いかも…
その悩みを一挙に解決してくれるのがホットカーペット!
ホットカーペットと毛布があれば、それだけで真冬でも暖かく眠ることができます。
一人用なら1.5畳用のものを1万円以下で用意できるので、とてもコスパがいいです。
火を使わず安全
本来テント内は火気厳禁。
引火や一酸化炭素中毒の危険があるからです。
しっかり対策を講じた上でテントの中でストーブを使用される方は多いですが、慣れていない初心者にとっては心配です。
ホットカーペットなら火を使わずに安全でお手軽に暖まることができるのでおすすめです。
お湯が出る炊事場がある
これは絶対の条件ではありませんが、冬キャンプではお湯が出る水道があるとうれしいです。
寒い冬に冷たい水道水で洗い物をするのはとてもつらいです。
顔を洗おうものなら修行のようです!
ですが、お湯が出るキャンプ場は実はあまり多くありません。
冬キャンプならではですし、割り切って楽しむのもありかもしれません。
食器洗い用のゴム手袋は必須だよ!
通年営業している
最後に、以外と見落としがちなのが、通年営業していること。
「このキャンプ場いいな!」と予約しようと思ったら、冬は休業中ということも多いです。
当たり前のことではありますが、営業しているか確認するようにしてください。
まとめ【初心者向け冬キャンプの場所選び】
以上、冬キャンプ初心者向けのキャンプ場の選び方を紹介しました。
初心者が選ぶべきキャンプ場のポイントは、
- 自宅から2時間以内
- レンタル用品や売店が充実している
- オートキャンプができる
- 区画サイトを選ぶ
この4つです。
さらに、冬キャンプならではの気をつけたいことは、
- 比較的暖かいエリアを選ぶ
- 急な山道のないルート
- 電源サイトを利用する
- お湯が出る炊事場がある
- 通年営業している
この5つです。
冬キャンプは魅力がいっぱいです!
まずは初心者にも優しいキャンプ場を選んで、安全に楽しく冬キャンプを始めましょう!