キャンプマットとは、寝袋の下に敷いて使うマットのこと。
初心者の方の中には、マットを用意するかどうか迷っている方もいるかと思います。
実際にキャンプで寝てみるとわかりますが、キャンプマットは必須といっていいアイテムです！
是非用意してほしいのですが、種類もたくさんあって、どれを買ったらよいか迷ってしまうかもしれません。

この記事では、

• キャンプマットって必要なの？
• どうやって選んだらいいの？
• 初心者におすすめのマットは？

こんな疑問を解決していきます。

この記事を読めば、初心者の方がまず一つ目に買いたいマットがわかります！
キャンプマットをしっかり準備して、快適なキャンプにしていただけたらと思います。

キャンプマットを使うメリット

キャンプマットは、キャンプ泊での快適な睡眠のためのマストアイテムです！
マットを使う２つのメリットについて紹介します。

地面のでこぼこを軽減

テントを張る地面はでこぼこしていたり、石が埋まっていたり、中には砂利の場合もあります。
ベッドや布団もなく、固い地面の上で寝るというだけでも体が痛くなりそうなのですが、こんなでこぼこした地面の上ではなかなか寝付けないことも。
マットがあれば、地面の凹凸を吸収して快適に眠ることができます。

地面からの冷えを凌ぐ

２つ目は、地面からの底冷えを防ぐ役割です。
冬でなくても、キャンプの夜はかなり冷えます。
寝る時の寒さを凌ぐためには、地面からの冷気をシャットダウンすることが大切。
キャンプマットの断熱効果で暖かく眠ることができます。

キャンプマットの選び方

それでは、キャンプマットを選んでいきましょう。
マット選びのポイントは３つ！

• マットの種類
• 厚み
• 携行性

詳しく解説していきます。

マットの種類

マットには大きく分けて３つの種類があります。

• ウレタンマット
• エアーマット
• インフレータブルマット

ウレタンマット

出典：CAPTAIN STAG

ウレタンマットは、ウレタンなどの固めのスポンジのような素材のマットです。
折り畳み式やロール式のものがあり、ぱっと広げるだけで設置でき、片付けにも手間がいりません。
なにより他のマットと比べて最も安く入手することができます。
ただし、あまり厚みがなく寝心地では劣る場合も多いです。
手間いらず、低価格を重視したい方におすすめのマットです。

エアーマット

エアーマットは自分で空気を入れて膨らませるタイプのマットです。
ふかふかした寝心地と、コンパクトに収納できる点がメリットです。
一方、自分で空気を入れて膨らませないと使用できないため少し手間がかかること、破けてしまうと使えなってしまうことが注意点です。
小さく軽量で持ち運びしやすさを重視する方におすすめのマットです。

インフレーターマット

出典：WAQ

バルブを開けると自動的に空気が入って膨らむタイプのマットです。
中にウレタンなどの素材も入っており、断熱性があります。
自分で膨らます手間もなく、寝心地も快適です。
デメリットは一番価格が高いこと。
断熱性、寝心地の機能性が高く、手間もいらない、ウレタンマットとエアーマットの良いとこ取りをしたようなマットです。

厚み

マットの厚さは睡眠の質を確保するために重要なポイントです。
基本的にはマットは厚いほどクッション性と断熱性が高まりますが価格も上がります。
おすすめは、できれば５cmくらいの厚さのものを選ぶと良いでしょう！
それ以下の薄いマットは、地面の凹凸を吸収しきれないことも多いです。
断熱性は「R値」で表記されていることがあり、冬は３～４、それ以外の季節は３以下が適しています。

携行性

車でキャンプに行く場合はさほど気になりませんが、移動手段が徒歩やバイクの時は荷物をコンパクトにまとめる必要があります。
重量や収納サイズに注意して選ぶようにしましょう。
先ほどマットは厚い方が断熱性とクッション性が高いとお話ししましたが、収納性を考えると薄いマットの方がコンパクトです。
自分のキャンプスタイルに合わせて何を重視するか決めましょう。

おすすめキャンプマット５選

それでは、おすすめマットを紹介していきたいと思います。

インフレータブル式マット８cm（WAQ）

コスパの高いインフレーターマット！

出典：WAQ

スペック

・重量：2.5kg
・サイズ：190×65cm
・厚さ：8㎝
・収納サイズ：65×20cm

８cmの厚みのインフレーターマットでありながら、お手頃な価格でコスパの高さが魅力です。
固すぎず、沈み込みすぎない、丁度よい寝心地で朝まで快適に過ごすことができます。
バルブが２か所あり、スピーディーに膨らみます。
裏面には滑り止め加工もされています。
カラーはネイビー、タン、オリーブ、ブラックの４種類展開。落ち着いたナチュラルな色がおしゃれです。

ソトネノサソイS（DOD）

洗えていつも清潔に使えるインフレーターマット！

出典：DOD

スペック

・重量：2.4kg
・サイズ：（約）W60×D192
・厚さ：4.5cm
・収納サイズ：（約）W66×D15×H15cm

DODのうさぎのロゴがかわいい厚さ4.5cmのインフレーターマット。
こちらのマットの特徴は、カバーが取り外し可能で洗濯機で洗うことができる点。
肌ざわりの良いポリコットン生地を使用しており、肌にくっつきにくく快適です。
ふかふかの自動膨張ウレタンフォームにより、睡眠の質をしっかり確保できます。

キャンパーインフレーターマット／シングルⅢ（コールマン）

コールマンのインフレーターマット！

出典：Coleman Official Online Shop

スペック

・重量：1.8kg
・サイズ：約63×195
・厚さ：5cm
・収納サイズ：約φ15×70cm

安心のコールマンブランドから一つご紹介。
厚さ5cmの快適な寝心地のインフレーターマット。
インフレーターマットは長期間の保管によって膨らみづらくなることがあるのですが、こちらのマットは膨らみが足りない時は収納袋を使って空気を送りこむことができる仕様になっています。
好みに合わせて固さを調整できる優れものです。

テントフィットウェーブマット・SOLO（LOGOS）

コンパクトに収納できるエアーマット！

出典：LOGOS

スペック

・重量：1.5kg
・サイズ：幅65×奥行200
・厚さ：5cm
・収納サイズ：直径15×高さ35.5cm
・付属品：フットポンプ

地面の凹凸も感じさせず、少ない空気でしっかり体を支える独自のウェーブ構造。
少し硬めの寝心地となっています。
200cmとロングサイズで、端を折り返すと枕として高さを出すことができます。
空気入れに便利なフットポンプ付きです！

EVAフォームマット56×182（CAPTAIN STAG）

低価格なウレタンマット！

出典：CAPTAIN STAG

スペック

・重量：270g
・サイズ：182×56cm
・厚さ：2㎝
・収納サイズ：13×12.5×長さ56cm　

折り畳み式ウレタンマットの代表格であるCAPTAIN STAGのEVAフォームマット。
他のウレタンマットと比べても価格が安く、軽量なのが特徴です。
厚さは２cmしかないので寝心地は劣りますが、とにかく安いので、とりあえずお試しでマットを１枚用意したい！という方におすすめです。

まとめ【キャンプマットの選び方】

以上、キャンプマットの選び方とソロキャンプにおすすめのマットを紹介しました。
キャンプマット選びのポイントは、

• それぞれの特徴を理解してマットの種類を選ぶ
• 厚さの目安は５cm以上
• キャンプスタイルによっては携行性も大切

この３点です。
快適で楽しいアウトドアライフのためには、キャンプマットを使ってしっかり体を休めることが大切！
自分のスタイルに合ったマットを見つけてくださいね。