朝霧ジャンボリーオートキャンプ場!場内施設とおすすめサイト紹介
静岡県富士宮市、朝霧高原の人気キャンプ場の一つである朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。なんといっても、壮大な富士山を間近で眺めることができるのが魅力です。とにかく広くて何度でも飽きずに楽しめるのですが、初めて訪れる方は迷ってしまうことも。ちょっと予習してから行くのがおすすめです。
そんな朝霧ジャンボリーのおすすめサイトや気になるトイレや炊事場の様子を紹介していきます!
目次
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
基本情報
■ 営業日 | 通年・年中無休 |
■ 所在地 | 〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭1162−3 |
■ 電話番号 | 0544-52-2066 |
■ 公式HP | https://www.asagiri-camp.net/index.html |
■ フリーサイト | 全面芝生・車乗り入れ可 約200サイトあり |
■ AC電源サイト | あり |
■ ペット同伴 | 可(ペット禁止サイトあり) |
■ 設備 | シャワー・コインランドリー1台あり |
チェックイン・チェックアウト時間
フリーサイト
チェックイン
平日:8:30~17:00
トップシーズン・土日祝:8:00~17:00
チェックアウト
8:00~16:00(トップシーズンは8:00~12:00)
追加料金なしでこの時間はうれしい!
電源サイト
チェックイン
13:00~17:00(通年)
チェックアウト
8:00~12:00(通年)
※電源サイトのアーリーチェックイン・レイトチェックアウトについては電話で問い合わせ
料金
入場料+サイト利用料の料金体系です。
サイト利用料にはテント1張+車1台+タープ1張が含まれます。
フリーサイトのみネット予約が可能で、220円の割引です。
サイト利用料はキャンプ場規定の料金カレンダーによって変動します。
詳しくは公式HPをご確認ください。
MAP
場内施設とサイト紹介
朝霧ジャンボリーキャンプ場は、日本有数の広さを誇るフリーサイト!
全サイトで350サイト区画可能な広さですが、広々と利用できるよう1日約200サイトに制限しているそうです。
全体のMAPはこちら。
おすすめサイトはこの5つ!
初めて来た方は、広すぎてどこにしようか迷ってしまうと思います。手っ取り早くおすすめサイトを知りたい!という方のための、狙うべきサイトはこの5つ!
- 広場サイト
- Iサイト
- Mサイト
- Nサイト
- Pサイト
富士山を見たい!という気持ちで選んだ、あくまで私の個人的な見解です♪
次の章から写真付きでサイトを紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
全サイトと場内ルートを解説
ここからキャンプ場内の様子をたくさんの写真とともに紹介します!
・富士山の見え方
・水道やトイレへの距離
・サイトの雰囲気
を中心に説明していきます。
ちなみに、写真の撮影日は2022年2月23日(水)。連休ではありませんが祝日だったのと、「富士山の日」だったので、真冬で土日をはずしたにしては少し人が多かったのかなと思います。
では、入口からのルートを確認しながら全サイトを紹介していきます!
管理棟~入場門
新東名新富士ICを降りて139号線をまっすぐ行くこと約30分。看板を目印に右に曲がると、「ジャンボリーストリート」と呼ばれる管理棟までのまっすぐな道に入ります。
ここから見える富士山は迫力満点!期待感が高まります!
左側に管理棟が見えてきます。トップシーズン以外はここで受付です。
車がいっぱいの時は、道を挟んで向かい側の駐車場にも止められます。
こちらが管理棟。
受付が済んだら、さらに道を上っていきます。
しばらく行くと、交差点があるのでここを左へ。目印の小さい看板が立っています。
この看板。
さぁ、入場門が見えてきました。
入場門を通ると、道が二手に分かれています。まずはまっすぐ進む道(右手の道)から説明します。
Kサイト
- 富士山見えない
- トイレ・水道なし
まず見えてくるのはKサイトです。
このサイトはプライベート感があり、よくソロキャンパーさんを見かけます。静かにキャンプをしたい人向けでしょうか。富士山は見えません。
Jサイト
- 富士山見えづらい
- トイレ・水道あり
Kサイトの道を挟んで向かい側がJサイト。この日はテントを張っているのは1組だけでした。入口付近にトイレ、水道がありますが、このあたりは傾斜が強いためテントは立てづらいと思われます。
奥の方に行くと平らになってきますが、富士山が隠れてしまいます。場所によっては下の写真のようにちょこっと見えます。木に葉っぱがはえると隠れてしまうかもしれないですね。富士山を見たいならJサイトはおすすめしません。
電源サイト
- 富士山ほとんど見えない
- 水道・トイレが場所によっては遠い
次に見えるのが電源サイト。
電源サイトは残念ながら富士山はほとんど見えません。
A~Eの場所から、かろうじて頭がちょこっと見えます。
下の写真が電源サイトAからの富士山です。
こちらが電源サイトE・Dからの富士山。
Mサイト☆おすすめ☆
- 富士山がよく見える!
- トイレ、水道あり
- 平地が多い
- ペット禁止エリア
電源サイトを過ぎると、場内の管理棟が見えてきます。
ここが各サイトへの分かれ道となっているのですが、ちょっとわかりにくいです。
M・N・O・P・Q・プレミアムサイトは右の道へ、I・L・広場サイトは左の道へ進みます。
まずは右のルートから説明します。
右の道を進むとこの看板が見えてきますので、道なりに進みます。
Mサイトが見えてきました。
Mサイトは広くて、進行方向に対して手前と奥の2つのエリアに分かれているイメージです。
まず、下の写真が手前のエリア。
立木が多くあるので、富士山に対して後ろに下がると写真のように富士山がよく見えます。
そしてこちらが奥のエリア。
写真のあたりのトイレ・水道近くが富士山がよく見えました。
プレミアムサイト
Mサイトの奥がプレミアムサイト。
こちらは要予約の高規格サイトです。「贅沢にプライベートキャンプを楽しむ」がコンセプトだそうです。プレミアムサイトだけ、別日に実際に使用した際に撮影してきました!
広々としたスペースで最高の景色を独り占めしているような気分が味わえます。
隣のサイトのリビングスペースが近いように見えますが、段差があって目線が合わないように工夫されていました。
リビングスペースに座って見える景色も最高です!
限定4区画なので早めの予約をおすすめします。料金等詳しくはこちら。
Nサイト☆おすすめ☆
- 富士山が良く見える
- トイレ・水道あり
- 傾斜が多い
次はNサイトです。
道を挟んで左右の2つに分かれています。広いのですが傾斜がある場所が多いので、人が少なくて場所が選べるならおすすめです。この日は左右に2組ずつキャンパーさんがいました。
まずは進行方向に対して左側のエリアから。富士山よく見えています!
こちらは右側のエリア。
もう一つ、Nサイトの良さそうな場所を発見しました。
下の写真のNサイトの看板横の小道を入っていった場所です。
やや狭いですが、逆にひっそりプライベートな感じです。富士山もよく見えます。今度来た時にあいていたら、ここでソロキャンプしてみたいなと思いました。
Oサイト
- 富士山は見えづらい
- 水道あり、トイレなし
次はOサイトです。
Oサイトは富士山がほとんど見えませんが、無毛山が一望できるサイトです。この日は一人も利用者はいませんでした。
奥の方へ進むと、少し富士山が見える場所がありました。このあたりだと次のPサイトのトイレ、水道が近くなってくるので、意外と穴場なのかも。冬以外は木に葉っぱがつくと富士山が隠れてしまうのかもしれません。
Pサイト☆おすすめ☆
- 富士山がよく見える
- トイレ・水道あり
- 平らでテントが張りやすい
- 管理棟から遠いが空いている
いよいよPサイトまでやってきました。
Pサイトは富士山がばっちり見えますし、平らでテントも張りやすいです。
ただし、場内管理棟からはかなり遠く、シャワーや灰捨て場までゆっくり歩くと10分かかりました。
そのためか、他の富士山がよく見えるI・M・Nサイトと比べると人が少ないので逆におすすめでもあります。
下の写真のように、サイトの奥の方から入口側を見るようにすると富士山がよく見えます。
Qサイト
朝霧ジャンボリー最奥地のQサイト。
公式MAPでは、「知る人ぞ知るプライベート感たっぷりのサイト」「コアなキャンパーに人気」と紹介されています。
この日は残念ながら積雪のため立ち入り禁止でした。
ここで、場内管理棟の場所まで戻ります。
今度はI・L・広場サイトがある左のルートを説明していきます。
Iサイト☆おすすめ☆
- 富士山がよく見える!
- トイレ・水道あり
- 場内管理棟が近く人気No.1サイト
- 遊具あり
まず見えてくるのがIサイトです。
公式MAPでは人気No.1サイトと紹介されています。場内管理棟から近く、富士山もよく見えます。
Iサイトはかなり広いのですが、でこぼこや傾斜も多く、おすすめは下の写真のあたり。右奥に遊具が見えるエリアです。ちょうどワンポールテントがあるあたりのからの眺望が最高です。
ブランコが設置してあります。
こちらはIサイトのトイレ付近です。トイレ付近は富士山は良く見えますが、坂が多いです。さらに奥へ富士山に近づいていくと平地になりますが、富士山が木で隠れてしまいます。
Lサイト
- 富士山よく見える!
- トイレ・水道は隣のサイトへ(近い)
- プライベート感のある平坦なサイト
次に見えてくるのがLサイトです。
このサイトは、令和元年にオープンしました!
小さめのこじんまりしたサイトですが、プライベート感があり、平地で富士山の眺めもばっちりです。
この日は1組のみでした。こちらも空いていれば候補に入れたいサイトです。
広場サイト☆おすすめ☆
- 富士よく見える
- トイレ・水道あり
- 120m×80mの広々したサイト
- 団体キャンプやイベントもできる
このルートの一番奥が広場サイト。
広々としていて遮るものがなく、富士山の絶景を眺めることができます。ただし、人気サイトでもあります。この日は広場サイトが人気No.1のようです。
広場サイトは一段下がったところにあり、前方に立木もあるため、あまり前の方に行ってしまうと富士山が見えなくなってしまうので注意です。下の写真は広場サイトの中央から撮りました。富士山を見たいならこのあたりが限界でしょうか。
下の写真は広場サイトの後方から撮りました。富士山の裾の方まで拝めます。富士山を見るなら中央より後ろに陣取りましょう。トイレ・水道もサイト後方にあります。
Gサイト
- 富士山見えない
- 水道あり、トイレなし
さて、入場門まで戻ります。
最後に入場門を入ってすぐ左へ行くルートを説明します。
見えてくるのはGサイトです。
このサイトは富士山が見えません。下の写真はサイト奥から入口の方へ向けて撮りました。
水道はありますが、トイレはないためJサイトまで歩いて行く必要があります。この日は利用者はいないようでした。
Gサイトを通り過ぎて進んで行くと、広場サイトにつながります。実はこのルートは広場サイトへの近道なんですね。場外の管理棟で受付が済んでいればこちらから入ることもできます。
以上、全サイトとルート説明でした。迷わないためのポイントは、場内管理棟のところの分かれ道。サイトの候補を決めてから行くことをおすすめします!
場内施設の紹介
管理棟・シャワー
こちらが場内管理棟。普段は場外の管理棟で受付ですが、トップシーズンはここが受付となります。
管理棟前に場内唯一の灰捨て場があります。
管理棟横にコインシャワーが2つあります。中は清潔感がありました。
トイレ
場内にトイレはたくさんありますが、どのトイレもこんな感じでした。清潔感があり、安心して使うことができます。
水道
水道もたくさんありますが、基本的にはどこの水道もこんな感じです。なんと水道からは富士山の天然水が出てきます。飲み水として利用できます。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の注意点
魅力たっぷりのこのキャンプ場をより楽しむために知っておきたい注意点を説明します。
とにかく広い
敷地が広いのは朝霧ジャンボリーの良さですが、注意したい点でもあります。受付でもらうサイトMAPを見ながら進むのですが、初めて行った時は自分がどこにいるのか、どっちに進めばいいのかわからなくなることがありました。行く前にサイトの候補を決めて、なんとなくどのあたりにあるのかイメージできるといいと思います。
灰捨て場が1か所
朝霧ジャンボリーは灰捨て場が管理棟前の1か所しかありません。敷地がとても広いだけあって、少し不便だなと感じた点です。離れたサイトから焚き火台のまま運ぶのは大変です。灰を火消し壺に移したり、しっかり火が消えているのを確認してアルミホイルに包むなどして持って行くといいと思います。
ゴミは持ち帰り
灰以外のゴミはすべて持ち帰りです。ルールに従いましょう。
キャンプ前のチェック項目
周辺情報
コンビニ
・ファミリーマート富士宮朝霧店 車で2~3分
・セブンイレブン富士宮朝霧高原店 車で2~3分
スーパー
よどばしD’s万野原店 車で20分
一番近いスーパーで車で20分です。東名・新東名から来る場合は富士宮市街で買い出ししてから行きましょう。富士宮市街なら他にもスーパーはたくさんあります。
入浴施設
あさぎり温泉風の湯 車で10分
営業時間:10:00~22:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
公式HP:https://www.kazenoyu.net/
天気予報をチェック
朝霧ジャンボリーは標高800mの高原キャンプ場です。朝晩は冷え込むので防寒対策が必要です。事前に天気と気温をチェックしておきましょう。
天気と気温のチェックはこちら:朝霧ジャンボリー天気予報
キャンセル料
フリーサイトはキャンセル料がかかりません。ただし、キャンセルが決定した時点で必ず連絡をしましょう。
プレミアムサイト、ACサイト、レンタル品は1週間前からキャンセル料が全額かかります。雨天、荒天によるキャンセルは連絡をすればキャンセル料はかかりません。
まとめ
いかかがでしたでしょうか?富士山の絶景が楽しめる人気キャンプ場、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場を紹介しました。
- 朝霧ジャンボリーの魅力は広大な敷地のフリーサイト!
- 富士山の絶景が楽しめるが場所によっては見えないので注意
- おすすめサイトは広場・I・M・N・P
- 広すぎてサイト選びに迷うので、候補を決めて行きましょう!
大迫力の富士山キャンプを楽しみたい方は是非訪れてみてはいかかでしょうか。