富士山びより

初めてのソロキャンプを振り返り!体験してみてわかったこと

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自由気ままなソロキャンプ。
気になってはいるけれど、何から準備したらいいのかわからないし、一人で大丈夫だろうかと二の足を踏んでいる方もいると思います。

そんな不安を解決するには、一足先に初ソロキャンプを経験した先輩の話を聞くのが一番!
ということで、私のソロキャンプデビューの体験談を紹介したいと思います。

この記事は、今から4年前ではありますが、

  • キャンプ経験ほぼゼロ
  • 初めてのソロキャンプ&冬キャンプ
  • キャンプ地は富士山の麓「富士宮」

こんな私の初ソロキャンプの体験レポートです!
初めてソロキャンプをやってみて当時感じたことを、経験を積んだ今だからわかることを交えながらお伝えしていきたいと思います。

この記事を読めば、

  • 初ソロキャンプ実際どうだった?
  • どんな準備をしたの?
  • やってみて困ったことはある?

こんな不安や疑問が解決できます。

実際やってみて、ソロキャンプは最高でした!
気になっているけど一歩踏み出せないという方の参考になったらうれしいです。

初ソロキャンプ【準備編】

ソロキャンプを始めたきっかけ

初ソロキャンプに挑んだ私のキャンプレベルはほぼゼロでした。
キャンプの経験といえば、小学校の時の林間学校と、学生時代に友人とコテージ泊でバーベキューをしたくらい。
自分で火起こしをしたこともなければ、テントを立てたこともありません。

そんな私がキャンプに挑戦したいと思ったきっかけはYouTubeで冬キャンプを知ったこと。
キャンプは夏にみんなでワイワイするものだと思っていた私にとっては、静かに焚き火に癒される冬のキャンプスタイルが衝撃でした。

初めてのキャンプなので、友達を誘って行こうかとも思いましたが、予定が合うのを待ちきれず、一人で行くことを決意しました。

ソロキャンプの道具集め

手探り状態ではありましたが、ネットでキャンプに必要な道具を調べてみました。
用意したものはこちらです。

  • テント(コールマンツーリングドームST)
  • グランドシート
  • テントのインナーシート
  • ホットカーペット1.5畳用
  • 野外用延長コード10m
  • 毛布・タオルケット
  • ペグハンマー
  • テーブル
  • 椅子
  • シングルバーナー
  • ガス缶
  • ランタン
  • クッカー(ソロ用フライパン・鍋セット)
  • お皿・コップ・お箸
  • 焚き火用品(チャッカマン、着火剤、火ばさみ、軍手、うちわ)
  • 焚き火台(レンタル)
  • レジャーシート

細かな物まで挙げたのでけっこう多く見えますね。
ほとんどの物はamazonで購入、あとはアウトドア用品店や100均で。
焚き火台だけ、キャンプ場でレンタルしました。

私は新品で揃えて6万円くらいかかりました…
この初期費用の高さがハードルを高くしているよね

今思えば、メルカリなどの中古品をもっと活用してもよかったなと思います。
この時はキャンプにとにかく行きたくて、費用のことはあまり気になりませんでした。

amazonさんから着々と道具が届きます。

キャンプに必要な道具を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
必須道具10選をまとめました。

テントを立ててみる

一人でテントを立てることに不安があったので、本番までに練習したいと思いました。
まずはYouTubeで同じテントを立てる動画があったのでそれを見て予習しました。
そして自宅の駐車場でトライ!
結果、テントを完成させることはできませんでした。
敗因は、テントってあんなに引っ張っていいものとは知りませんでした。
テントを立てる時って、けっこう強く引っ張ります。
それだけきつく張るから丈夫なんですね。

2回目は河川敷で挑戦しました。
2回目もてこずったのですが、優しい方が見かねて教えてくれました。
その時の写真がこちら。

少し不格好ですが、なんとかテントを立てられるようになりました。

つくづく練習しておいてよかったと思います

キャンプ場を予約する

キャンプ場の候補決めは、実は道具集めと平行して進めていました。
条件としては、

  • 電源サイト
  • 富士山が見たい
  • トイレがきれい

この3つの条件で探していました。
リサーチの結果、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場に決定!

予約がとれないことなんて考えていませんでしたので、当日の天気が良いのを確認して、けっこうギリギリに予約しました。
当時は2018年12月。キャンプ場は直前でも問題なく予約がとれました。

今となっては、とくに土日の予約は満室に気をつけた方がいいね!

予約は電話でした。
「一人です」と言うのにちょっと勇気がいりました。
焚き火台のレンタルもしっかり予約しました。

キャンプ場選びについてもっと詳しく知りたい方はこちら

初ソロキャンプ【当日編】

出発

いよいよキャンプ当日。
期待と不安を胸に出発します。
高速道路を使って1時間半の道のりでした。
こんなに大きな富士山にわくわくが止まりません!

キャンプ場に到着したら管理棟でチェックインを済ませます。
申込用紙を記入して、薪を2束買いました。
場内の説明を受けて、自分の場所へ向かいます。

テントを設営する

この時点で午後2時くらいだったと思います。
私のキャンプエリアは6組くらい入れるように区画された電源付きサイトです。
1組夫婦のキャンパーさんがすでに入っていました。

ここで1つ困ったことが。
自分の場所はわかったのですが、車をどの位置にとめればいいのかわかりませんでした。
私はとてもびびりなので、「ここに置いていいのかな?」「邪魔になってないかな?」とすごく気になってしまいました。
結局、先に来ていたキャンパーさんを真似ることで落ち着きました。

今思えば、車の停車位置は指定されていなかったので、自分のエリア内であればどこでもよかったんです。
初めてのキャンプだと、こんなことでも迷っちゃいます。

いよいよテントを設営します。
練習の甲斐あり、スムーズに立てられたと思います。
全てのセッティングに1時間はかからなかったと思います。

なかなか様になってるよね!

中はこんな感じで、このチェックのインナーシートの上にホットカーペット、その上にタオルケットを敷きました。

あと、一つ想定外のことが。
富士山が見えるを条件に探したキャンプ場でしたが、電源サイトから富士山は見えなかったんです。
場内をちょっとお散歩して、富士山を眺めました。

焚き火をする

キャンプのタイムスケジュールがいまいち掴めていなかったので、周りのキャンパーさんの様子に合わせて4時過ぎくらいから焚き火を始めてみました。

薪割りをする道具は持っていませんでしたが、焚付け用の細い薪をアウトドアショップで買って持ってきていました。
着火剤も使ったので火起こしにはさほど困りませんでした。

なんだかキャンプしてるっぽい感じでうれしくなります!

初キャンプで自分で薪割りは難しいと思うので、焚付け用の薪を買っておくと便利。
着火剤も持っておくと安心です。

今回のキャンプで焚き火はやってみたいと思っていたので、一つ目標達成です!

夕食を準備する

5時頃から夕食の準備を始めます。
クッカーとガスバーナーでパスタを作ってみました。
パンとスープを添えて完成です!こんな感じ。

初キャンプにしては上出来かな!
キャンプで自分で作った料理になんだか感動です。

写真でもわかる通り、食事が完成した頃にはあたりはかなり暗かったです。
ランタンで照らさないと見えないのですが、ランタンを手で持って調理、食事するのがかなり不便でした。
テーブルに置いてもお皿や鍋の中は照らせないんです。
これはやってみないと気付かないことでした。

この後も暖かいコーヒーを淹れて、焚き火や星空を眺めながらなんとも言えない充実感を味わいました。

就寝

夕ご飯の後片付けをして、10時頃にはテントに入ったと思います。
ホットカーペットの電源は前もって入れておいたのですが、テントに入ってみたら全然暖かくありません。
一瞬すごく不安になりましたが、毛布の下はすごく暖かくなっていました。

初めて一人でテントで寝るので、ちょっとドキドキしましたがいつのまにか寝てました。
マットは使っていませんでしたが、私は割と床が固くても寝られるタイプなので問題ありませんでした。

日の出を見る

朝は早めに起きて、日の出を見に行きました。
まだ薄暗くすごく寒いですが、澄んだ空気が気持ちいいです。
ポケットにカイロを入れてベストポジションへ向かいます。
そして日の出。

雄大な富士山の後ろから眩しい朝日が昇ります。
太陽の暖かさが身に沁みます。
しばらくこの光景を眺めて過ごしました。

朝食を食べる

自分のテントへ戻って朝食の準備を始めます。
あまり見栄えは良くないですが、ハムエッグを焼きました。
昨日の残りのパンもいただきます。
鳥の声を聞きながら外で食べる朝食に心が和みました。

朝はチェックアウトの時間が気になったので、焚き火はしませんでした。
チェックアウトの2時間前には片付け始めて、時間通りチェックアウト。
無事、初ソロキャンプの終了です。

体験してみて感じたこと

ソロキャンプを実際に体験してみて感じたことや、こうしたら良かったなと思ったことを挙げてみます。
これからソロキャンプに出掛ける方の参考になるとうれしいです。

ソロキャンプって素晴らしい

この1回目のキャンプで、ソロキャンプの魅力にどっぷりはまってしまいました。
家に帰ったら、すぐに次のキャンプのことを考えてました。
気心知れた友人と出掛けるキャンプももちろん楽しいのですが、ソロキャンプにはまた別の魅力があります。
自然の中で、コーヒーを片手にほっと一息。
ゆっくり心地よい時間が流れるソロキャンプは心も体もめいっぱい充電される感じがします。

テントを立てる練習をしておいてよかった

YouTubeにとてもわかりやすい動画もあるので、それを見てよしにしてしまう方もいるかもしれませんが、必ず一度は実際に立ててみることをおすすめします。
私もYouTubeでかなり入念にシミュレーションして挑みましたが、1回目は立てることができませんでした。
やってみないと、私のように引っ張る強さの感覚なんかが掴めないと思います。
なにより、ソロキャンプ当日にテントが立てられないとなるとすごく焦ると思います。

ランタンスタンドがほしい

初ソロキャンプを終えて、次に必要な道具はランタンスタンドだと思いました。
写真は、ランタンスタンドを買って挑んだ次のキャンプです。
記事の中にも書きましたが、キャンプの夜は上からの明かりがないととても不便です。
なくてもキャンプできないことはなかったですが、あると格段に過ごしやすくなるアイテムです。

こちらの記事でおすすめのランタンスタンドを紹介してます。

ソロ用クッカーは小さくて使いづらい

ソロ用のクッカーは、徒歩やバイクでキャンプをする人のためのサイズなんだと思います。
移動手段が車の人は、荷物をそこまで小さく、軽くする必要もないので、使いやすさを重視してサイズを選ぶと良いでしょう。

同じように、テーブルも小さくて使いづらいと感じました。
ソロ用テーブルって小さいものは30cm前後の幅です。
私が初めてのソロキャンプで使ったテーブルも幅35cmのものでしたが、今の私なら、幅50cm以上あるものをおすすめします。

焚き火を気にしながら料理するのは忙しい

初めて焚き火をしてみて、なかなか目が離せなくて忙しいなと感じました。
今となっては、火持ちをよくさせるコツもわかり、ある程度火が大きくなればそこまで手がかからないと感じますが、慣れるまでは難しいものです。
焚き火に慣れるまでは、焚き火での調理ではなくガスバーナーを使う方が楽ですし、品数も少なく、手間のかからない料理にした方がよいと思います。
お湯さえ沸かせれば、カップ麺でも十分です。

キャンプで食べるカップ麺はなぜかものすごく美味しい!
無理せずやってこう

まとめ

ソロキャンプに挑戦してみて、本当に良かったです。
大げさでなく、ソロキャンプを通して人生が豊かになったと感じています。
こんな魅力いっぱいのソロキャンプ。
気になっている方は、是非一度チャレンジしていただけたらと思います。