富士山びより

ソロキャンプの初期費用は?6万円で初心者の必須道具を揃えよう!

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ソロキャンプを始めてみたいと思った時、費用がどのくらいかかるのか気になりますよね。
キャンプの道具はたくさんあるし、値段も様々。
いったいどれを選べば良いのかと困ってしまう方は多いはず。

この記事では、

  • ソロキャンプの初期費用ってどのくらい?
  • どんな道具を揃えたらいいの?
  • 初心者におすすめの製品はどれ?
  • コストを抑える方法は?

こんな疑問を解決していきたいと思います。

コストはなるべく抑えつつ、初心者でも安心してキャンプに臨めるようにアイテムをピックアップしたので、是非参考にしてみてください!

結論【ソロキャンプに必要な初期費用は6万円!】

まずは、結論からお伝えしたいと思います。
ソロキャンプに必要な必須道具を揃えるための初期費用、シミュレーション結果は54227円でした。
以下、内訳です。

必須道具10選価格
➀テント12000円~
②ペグ&ペグハンマーペグ:5632円~
ハンマー:4222円~
③寝袋5236円~
④キャンプマット6980円~
⑤テーブル&椅子テーブル:5118円~
椅子:3400円~
⑥ランタン2873円~
⑦調理用ガスバーナー&ガス缶7766円~
⑧鍋0円
⑨コップ・カトラリー0円
⑩日用品雑貨1000円~
54227円~

価格はAmazon、楽天での最低価格を参考にしました。

6万円で揃えた道具一式

道具を揃えるのに6万円弱。
もっと道具を省いて、もっと安い製品で済ませることで、さらに費用を抑えることも可能です。
ですが、今回は「初心者がひとりで初めてのキャンプへ行く」という設定で、ひとりでも安心してキャンプに臨めるように道具を揃えました。

徹底したコスト削減というよりは、なるべく困ることがないようにお金をかけるところにはかけています。
多少の不便はあっても、危険のないようにしたいよね。

ということで、今回のシミュレーションのモデルはこんな感じです。

  • キャンプ経験ほぼゼロの初心者
  • キャンプ場で自分でテントを張って1泊したい
  • 季節:春・秋
  • 移動手段:車
  • 食事は鍋一つでできる簡単なもの

道具選びのポイントとしては、この3点を重視しました。

  • 初心者でも扱いやすい
  • 安全に、ある程度快適に過ごせる
  • コスパの良さ

サバイバルなキャンプではなく、多少の不便はあっても安全で、ある程度の快適性のあるキャンプを想定していますので、初心者の方も安心して挑戦してほしいなと思います!

➀テント

テントはキャンプ場でレンタルすることもできるのですが、自分で購入するのがおすすめ。
初心者が初めてのテントをひとりで設営するのは難しいからです。

キャンプ本番前に一度は練習しておけると安心

ツーリングドームST(Coleman)
価格:12000円~

出典:Coleman

1~2人用のドーム型テントで、初心者でも一人で簡単に設営できるので安心です。
細部の縫製も丈夫で、破損しにくくずっと長く使うことができます。
荷物置きとして使える広めの前室が備わっているので、とても使い勝手の良いテントです。
初めて買うテントなので高すぎない、でも品質も安心できる物がいい!という初心者にぴったりです。

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テント選びのポイントを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

②ペグ&ペグハンマー

ペグとは、テントを地面に固定するための杭のこと。
テントに付属している場合も多いのですが、アルミやプラスチック製の耐久性の低いものが多いので、ペグだけ買い替えることをおすすめします。

付属の弱いペグは固い地面だとなかなか刺さらなくて、強く叩いたら折れた!なんてこともよくあるよ。
慣れていない初心者だからこそ頑丈なペグを用意してほしい!

おすすめは「鍛造ペグ」。
少し値段は高めですが、砂地以外ならどんな地面にも対応できるのでキャンプ場の地面の質がわからなくても安心なんです。
ここはケチらずお金をかけたいポイント!
長さはソロサイズのテントであれば20cmくらいを選びましょう。

鍛造エリッゼステーク18cm(村の鍛冶屋)
価格:5632円~

出典:村の鍛冶屋

芝生の柔らかい地面から、石の混じった固い地面まで対応することができ、どんな場所でも使うことができるので安心です。
私も愛用していますが、地面の中の石も砕いてしっかり地面に食い込む頑丈さが頼もしい!
防錆性能にも優れていて、長期間劣化することなく何度も使えます。
※本数は、コールマンのツーリングドームSTの設営に必要なペグ13本+予備と考えて、8本セットを2つ購入します。

鍛造ペグをしっかり打ち込むため、ペグハンマーも金属製のものを用意します。

ペグハンマー(snow peak)
価格:4222円~

ペグ抜き用の穴があるので、固い地面にしっかり刺したペグでも抜きやすいです。
ストラップ付きなので、振り上げた時にうっかり手からすっぽ抜ける危険を防いでくれます。

ペグについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

③寝袋

寝袋の値段はピンキリで、高価なものだと5~6万するものも。
初めてのキャンプに持って行くなら、お値段はそこそこに、でも寒くて眠れないなんてことがないように選びたいです。

コージーⅡ/C5(Coleman)
価格:5236円~

出典:Coleman

こちらは快適使用温度5℃以上の寝袋で、真冬以外なら使うことができます。
暑い時はサイドのジッパーを開けて調整します。
お布団に近い触り心地で、幅もゆったり広めなので、寝袋に慣れていない方でも快適に眠れます。
洗濯機で丸洗いできるのでお手入れも簡単、いつも清潔です。
コストパフォーマンスが高く、初心者におすすめしたい寝袋です。

寝袋選びについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

④キャンプマット

キャンプマットは寝袋の下に敷いて使います。
キャンプ場の地面には石や凹凸があり、寝袋だけでは体が痛くて眠れないという方もいます。
地面からの冷気を凌いで、朝晩の冷えから守ってくれる役割もあります。
快適な睡眠のためのマストアイテムです。

インフレータブル式マット8cm(WAQ)
価格:6980円~

出典:WAQ

インフレータブル式マットと言って自動膨張で膨らむので、自分で空気を入れて膨らませる手間がなくて便利です。
8cmの厚みでしっかり地面の凹凸をカバー。
固すぎず、沈み込み過ぎない快適な寝心地で朝まで快眠!
4色のカラー展開あがあり、どれもキャンプに馴染むデザインがおしゃれです。
8cmの厚みのインフレータブル式マットでこの価格はかなりコスパの良い製品です。

キャンプマットの選び方を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

⑤テーブル&椅子

ソロキャンプのテーブルと椅子はロースタイルで揃えるのがおすすめ!
低めの椅子に足を伸ばしてゆったり座るスタイルです。
ロースタイルならテーブルの高さは40cmくらい、椅子は座面の高さが30cmくらいが使いやすいです。

テーブルと椅子は高さを合わせるので、セットで考えるのが鉄則だよ!

2Wayステンレスサイドテーブル60×30(CAPTAIN STAG)
価格:5118円~

出典:CAPTAIN STAG

天板は耐熱性の高いステンレス製で、火にかけた熱い鍋もそのまま置くことができます。
耐荷重30kgの頑丈な作りのため、キャンプでガシガシ使えます!
脚を畳むと厚さ2cmに収納できて荷物がかさばりません。
専用の収納袋付きで持ち運びに便利です。

ポータブルチェア(FIELDOOR)
価格:3400円~

出典:FIELDOOR

ハンモックのような座り心地が快適でキャンプのひとり時間を充実させてくれます。
収納時はとてもコンパクト、重さは約1kgと軽量なので、持ち運びやすい!
座面の下についている収納袋にしまうことができるんです。
耐荷重100kgで耐久性も抜群なので、キャンプで思いっきり使えます。

テーブル&椅子選びのポイント、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

⑥ランタン

初心者には火を使うものではなくLEDがおすすめです。
ボタン一つで明かりをつけることができ、軽量なため炊事場やトイレへの持ち運びにも便利です。
テントの中にも持ち込むことができます。

火を使うランタンは、テントの中には入れないでね。
火災や一酸化炭素中毒の危険があるよ!

LEDランタンEX-236D(GENTOS)
価格:2873円~

出典:GENTOS

最大430ルーメンの明るさがあり、ソロキャンプには十分な明るさを確保できます。
3段階の明るさ調整機能があり、炊事場への移動時やテント内への持ち込みなど様々なシチュエーションで使えるため、このランタン一つでまかなえてしまいます。
最大光量でも10時間点灯することができるので1泊のキャンプなら電池交換の必要なし。
防水機能もあって雨の日でも安心して使えます。

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ランタン選びのポイントを詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

⑦調理用ガスバーナー&ガス缶

ガスバーナーがあると、お手軽に火を使えるのでとても便利です。
料理をしなくても、お湯を沸かせると温かいコーヒーをいれたり、カップ麺を作ったりとキャンプで過ごすひとり時間が充実すること間違いなしです。
シングルバーナーという非常にコンパクトなアウトドア用ガスバーナーがおすすめです。

153ウルトラバーナー+ガス缶(PRIMUS)
価格:7766円~

出典:PRIMUS

最大3600kcal/Hという家庭用ガスコンロの高火力バーナーと同等の火力。
一人分のお湯なら数分で沸かすことができてとても便利です。
点火装置付きなのでライターがなくても着火でき、初心者でも扱いやすいです。

【イワタニプリムス IWATANI PRIMUS】 ノーマルガス小 Gガス IP250G キャンプ アウトドア カセットガス カセットボンベ

ガスバーナー選びについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

⑧鍋

鍋は自宅にあるものを持って行くという想定でシミュレーションしました。
小さめの片手鍋なんかが使いやすいかと思います。

もし家の鍋を持って行きたくなかったら、100円ショップで500円くらいで売ってるよ

初回からコストをかけなくてもいいと思いますが、ソロキャンプで使いやすい鍋はこちらの記事で紹介してるので参考までに。

⑨コップ・皿・カトラリー

こちらも自宅にあるものを持って行く想定でシミュレーションしています。
購入するならまずは100円ショップでも十分です。
割れないものを選びましょう。

⑩日用品雑貨

スーパーや100円ショップで揃えましょう。

価格:1000円~

  • ゴミ袋
  • スポンジと食器用洗剤
  • ウエットティッシュ
  • 軍手
  • 雨具(カッパやポンチョ)
  • レジャーシート

費用を抑えるポイント

キャンプを始める時は、揃えなければならない道具がたくさんあるのでどんどん費用が大きくなってしまいがちです。
初めはなるべく費用を抑えたいという方のための、道具の揃え方のポイントを紹介します。

コスパの良いブランドをチェック

アウトドアブランドの中には、もちろん品質は良いのですが、初心者には手が出しづらい価格帯のものも多いです。
かと言って、安いけどよく知らないブランドの製品を買うのは少し心配。
そこで、これからキャンプを始める初心者におすすめの、コスパの良いブランドをご紹介します!

  • Coleman(コールマン)
  • CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
  • FIELDOOR(フィールドア)
  • QUICK CAMP(クイックキャンプ)
  • BUNDOK(バンドック)

今回紹介した製品も、このブランドのものが多く入っています。
リーズナブルだけど安心して使える製品を出しているので、是非チェックしてみてください。

100円ショップを活用する

100円ショップはどんどん活用しましょう!
テーブルやランタン、ウォータージャグなど、キャンプ用品もたくさん売っているので一度覗いてみてはいかがでしょうか?
ただし、耐久性が低く壊れやすいものも多いです。
調理用器具や消耗品を買うのがおすすめです。

家にあるものを使う

なんでもアウトドア専用のもので揃える必要はありません。
今回のシミュレーションでも、鍋やコップ、皿、カトラリーは自宅にあるものでまかないました。
他にも、自宅にカセットコンロがあれば、家庭用のものでも十分使えます。
あまり寒くない時期なら、寝袋の代わりに家にある毛布やタオルケットでもいいんです。
家にあるものを使うのもの費用を抑えるポイントです。

まとめ【ソロキャンプに必要な初期費用】

以上、ソロキャンプに必要な初期費用についてでした。
安全で快適なソロキャンプを低コストで始めるためのポイントは、

  • 初期費用シミュレーション結果は6万円
  • 初心者でも扱いやすい道具を選ぶ
  • コスパの良いブランドをチェック
  • 100円ショップや家にあるものを活用する

この4点です!

今回紹介した道具でソロキャンプを始めることはできますが、さらにキャンプを快適に楽しむための+αのアイテムも知りたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。